時間を忘れる
週末の出演に備えて、歌の練習を4時間。
時間は1時間にも感じられないくらいあっという間に過ぎました。
ああ、やっぱり
私は歌うことが好きなんだなと感じました。
何かに熱中してる時、その時間は時間という概念を超えて存在の種類が変わってしまう。
「あっという間」だ。
20世紀最大の物理学者アルベルト・アインシュタインの「相対性理論」。
時間と空間など絶対的と思われていた物が「相対的」に決まる理論。
光のスピードに近づくと時計の進み方が遅くなる、光の速度に近いスピードで動く物は縮んで見えるなど…
先日、私の住む丹波市は大雪で大阪からの帰りの電車は途中90分も倒竹により止められてしまった。
その時の90分がどんなに長かったことか。
いつ帰れるか解らない不安とイライラで時間が半日?5時間くらいに感じられました。
あんなに時間が遅く感じたのは久しぶり。
歌の練習では時間が立つのが早すぎて…というよりも時間など存在していないような感覚。
4時間、休憩なく歌い続けていたのですが。
疲れなどまったくなく。
むしろエネルギーが内側から内側から溢れてくる感じ。
普段のヨガレッスンをしている時もそう。
あっという間に時間が過ぎていく。
ヨガ歴5年目の生徒さん。
「最初はレッスンの時間が長く感じて、いつも途中でまだ終わらないのかな?と時計を見ては早く終わりたいと思っていました。今は90分のレッスンがあっという間に過ぎてもっとしたいくらいです。」
内側への集中が深まってくるとヨガのレッスンでも同じように時間があっという間に過ぎるようになっていきます。
これも「没我」の状態。
主観で感じる時間は脳がどんな風に動いているかで伸縮する。
苦しい時間は長く、楽しい時間は短い。
新しいことを取り組んでいく時は時間はゆっくり過ぎる。
脳は新しい刺激を感じるとその時間を長く感じるそうです。
皆さんも自分の中の時間の感覚、感じてみてくださいね。
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