トラウマ
トラウマをヨーガで克服する(著者 デヴィット・エマーソン)
ヨガ講師の友人の勧めで借りたままの本を一気に読んでます。
内容は、とてもデリケートで 「トラウマがら起こる仕組み」からヨガを行う事で、その仕組みから自分を解き放ちトラウマを克服するという内容です。
私のレッスンでも「今の自分に意識を向けること、集中すること、内側を感じること」を大切にして行っています。
自分の意識を内側へ、内側へと向けて今、本当に起こっている事を見ていく時間です。
外側へ、他人へと意識を向けて、緊張感の中、誰にどう見られているのか?こうしなければ嫌われるなどど考えた結果、誰かの望む自分を強いている。結果、自分の心がどう感じて、どう思っているのか鈍感になってしまっている人が多いと私は思ってます。
自分の呼吸や内側の変化を感じていく事をヨガで繰り返し行うことで、心の変化、不安や恐れ、嫌な感情も喜びや幸せも自分自身が作り出していることが観えるようになってきます。
トラウマは過去の記憶からの身体の反応が深く結びつきがあります。
お正月、久しぶりに家族と話していて昔、恐い事故で怪我をした話になった時、その時の記憶が蘇ると胸が苦しくなるという症状が出ることを実感しました。
その時は冷静に「今の現実から過去に引き戻されている」「トラウマから身体に痛みが出ている」と冷静に自分を見ましたが…
(大阪TTの時、同じように記憶と身体が繋がっているWS、そして その記憶を不快なもの=何も無い状態へと変えるエネルギー操作なども学びましたが…。これはまた書こう)
トラウマ・センシティブ・ヨーガでは 過去の辛い記憶から自分自身の人生を歩むことが困難な強いトラウマのある人に対して、自分を少しづつ感じてもらい、自分で選択し、自立的に自分を見つめ直していく。
トラウマは自分では抵抗できない。
コントロール不可能。
抑え込まれた状態。
逃げることのできない過去。
そんなトラウマを自分で克服する方法もあるということ。
自分で自分の過去の辛い記憶から自分を解き放ち、今に生きていると感じること。
トラウマはみんな大なり、小なりあると思います。
誰にも話せない辛いものも。
ヨガで向き合ってみませんか。
ぬ
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